こんにちは、メイソンです。

レーザー彫刻機といえば、アクリルや木が思い浮かびますが、
石にも彫刻できるんです。

そこそこ高い出力が必要ですが、意外と相性がいいんです。

ただ、アクリルに写真彫刻するのって、
レーザーの当たった極小の点が溶ける感じなんで、
どんな設定で彫刻しても、まあまあいい感じになるんですが、
石は、レーザーの当たった部分が弾け飛ぶ感じなので
(もちろん溶ける感じもありますが、割合が全然違う感じです)
レーザー加工機の設定と画像の設定がマッチしないと、
全然いい感じにならないんです。

最初は、なかなか綺麗に出来なかったんですが、
徐々にメノウの特性みたいなものに気がついて、
今では上画像のように
奥行きを表現できるまでになりました。

コツは、
◯画像の解像度をある一定以上あげないこと、
◯加工機の出力も、アクリルより上げるけど、絶対に上げすぎないこと。
バチバチに割れたようになっちゃいます。
◯画像処理する時、濃淡をつけたいがためにコントラストを上げたくなるんですが、
上げすぎない。ん〜、上げないほうがいいかな私的には。
御影や大理石と違って、細かいディティールが出なくなっちゃいます。
ハッキリ言って、元の画像をイジって設定を出すのは至難の技です。
加工機の設定の調整に時間をかけたほうが、良い結果が出ると思います。

他にもいろいろありますが、設定は機械にも画像にもよりますので、
いちいちピンポイントを探さなければいけません。
ボタンひとつで画像処理ソフト・・・では難しいかもしれません。

というわけで、最大のコツは手間を惜しまないことですかね・・・
身も蓋もないですけど。

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