いつだって、悲しみは突然やってきます。

どんなに覚悟を決めたつもりでも、本当にその瞬間が来てしまったら・・・

慌てふためいて、何をどうしたらいいのか?

わからなくなってしまいます。


そんな時、葬儀社のスタッフが、オロオロしている私に、

「ご家族の方は、段取りがわからないくらいでいいんですよ。

段取りをテキパキとできてしまうということは、

それだけ不幸が多いということですから。」


と、優しく声をかけてくださったことがあります。

「なるほどその通りだ」と思うと同時に、

目頭が熱くなりました。


それからは、「わからなくていい、むしろわからない方がいい」

と思うようになりました。


ただ、どんなに悲しくても

残された者が弔い方を決めなければなりません。

とても辛くて、やり切れないのですが・・・



人間の場合だと、法的に問題のない範囲で、

その地方の風習や、

亡くなった方の、生前の宗教などによって、

弔い方はほとんど決まっています。



しかし、ワンちゃんネコちゃんの場合、

法的な制約がほとんどないので、飼い主さんの方針で弔い方が決まります。

ワンちゃんは登録抹消手続きが必要です。

手続きは保健所、保健センター、環境課、インターネットなどで行えます。

それら届出場所は、お住まいの地域によって異なります。

その際、鑑札と予防注射済票の返却も必要になります。



ネットで情報を検索しても、飼い主さんの方針で決めると書いてあるし、

葬儀社のスタッフさんに伺っても、やはり飼い主さんの方針次第と案内されるでしょう。


しかし、例えば火葬にするか?否か?

それだけでも、遺族の間で意見が分かれるかもしれません。


ちなみに、私のところでも意見が分かれています。

さらに、お骨は霊園、自宅で手元供養、散骨、合同火葬など、

決めなければいけないことが沢山あり、

家族間会議が必要になります。


ただ、虹の橋を渡ってしまった直後だと、

みんな冷静さを失っているので、

あらかじめ決定しておきたいところなのですが、


正直、そんなことは想像したくないので

どうしても後回しになってしまいます。




それでも、頭にあるのとないのとでは

全然違うので、

今度、決定必要事項などを

まとめておきたいと思います。





メイソン




関連記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP