ペットちゃん供養どうすればいいの?

突然訪れる悲しみの時

突然、〇〇ちゃんが虹の橋を渡ってしまった・・・
そんなことになってしまったなら、
悲しみで途方に暮れ、何も手につかなくなってしまうでしょう。

そんな時に、色々と考えたり調べたりするのは
辛く難しい作業になってしまいます。

ですから、イザという時のためにまとめを作り
共有したいと思います。


虹の橋を渡ってしまったら・・・

避けようのない虚脱状態

悲しみに暮れる中であっても、
残されたものにはすべきことがありますが、
しばらくの間は茫然自失です。

何かをしようにも
どうにも何もできない・・・

それは、
優しいあなたに起こってしまう自然な反応です。


少し時間をおく

長い人生の中でも、
この時くらいは時間をかけていいと思います。

少し、落ち着くまで待ちましょう。


ペットちゃんの威厳を守る

綺麗にしてあげる

体をきれいにしてあげます。
お湯で濡らし絞ったタオルやガーゼで顔や身体を優しく拭き、
毛並みを整えてあげます。

口や肛門も綺麗に拭いてあげます。
身体に傷がある場合などは、早めに冷やしてあげないと
その部分から『自然の中に帰ろう』としてしまうので、
一緒にいられる最後の時間が短くなってしまうようです。

姿を整えてあげる

基本的には個人差があるようですが、
虹の橋を渡ってから、概ね2時間後くらいから身体が硬くなってくるようです。
「そうなる前に手足を曲げてあげるとよい」と一般的に言われています。

ただ、それがうまくいかなかった場合でも、次の日に硬直がなくなることもあるようです。
また、ずっと硬いままのこともありますし、硬直自体がないこともあるそうです。


やはり、目や口を閉じさせてあげたいと思うのですが、
思うようには閉じない場合も、かなり多いようです。



安置の準備

ドライアイスで冷やす

ネットで検索して得られる情報は、葬儀屋さんのものがほとんどですので、
「早く冷やせ」と書いてあることが多く、少々戸惑います。

ドライアイスを使用することで、
安置できる時間を長く取るのか?
暫くの間は、冷やさずに家族と最後の時間を過ごすのか?

判断に迷うところですが、個人的には
当日の夜は添い寝して、その後の火葬までの間は、
ドライアイスで安置しようと考えています。

ただ、大型のワンちゃんの場合など、事情は様々ですので、
基本的にはしっかり冷やしてあげた方がよいと思います。

仕事の都合や「最後の面会を望む離れて暮らす家族」などによって、
火葬までの時間調整が必要になる場合があります。

そういった事態に対応するためにも、
やはりドライアイスや棺などの準備はあらかじめ必要だと思います。


ドライアイスの入手方法

実は、ドライアイスの入手方法は意外と難しく、
コンビニやスーパーでの取り扱いはほとんどないようです。
ですから、探し回っているよりもネットで購入した方が
手っ取り早くて確実です。

保冷剤や氷でしたら、準備は比較的簡単ですが、
ドライアイスを遺体安置に必要な量の確保となると、
意外と入手困難なようです。


棺の準備

ネットショップであれば
棺とドライアイスをセットで購入できるので、
あれこれ考える煩わしさを排除できます。

棺を購入する際には、
ワンちゃんネコちゃんの大きさによって
注文する棺の大きさが変わるので、注意が必要です。

どこで入手しようか?と悩むのが面倒な人にとって、
ネットショップは良い選択肢です。


葬儀社さんや火葬業者さんでドライアイスや棺などを
一揃え準備してくれるところもあるようなので、
「早めの連絡で入手」という方法も、
購入先や支払いを一括できるメリットがあります。



※  ドライアイスの密閉空間での取り扱いは危険です。
   直接触れるのも危険ですので、十分注意しましょう。





棺に入れる

安置場所と時間の目安

棺に安置するのか?
タオルやお布団に安置するのか?

季節やペットちゃんの大きさ、
飼い主さんの意向で決めてよいと思いますが、

いずれにせよ残された時間は限られています。

基本的に、ドライアイスで涼しい部屋に安置したとしても、
夏で4〜5日、冬で5〜8日くらいを目安にアドバイスしている
業者さんが多いようです。

また、夏は1〜2日という業者さんもいて、
それなりに幅があります。

イザとなると遠くに暮らす家族から、
「最後に会いたい」というリクエストが入るかもしれません。

そのような予定していなかった時間の延長などを想定すると、
やはり、あらかじめ安置の状態を
しっかりする必要がありそうです。


大型のワンちゃんの場合

大型のワンちゃんの場合は、早めに火葬業者さんに相談した方がよさそうです。
棺の問題と、火葬を引き受けてもらえるかどうか?という問題があります。

業者さんによって大型、中型、小型の定義に差がありますので、
確認が必要です。

「ワンちゃんの身体が大きすぎて、火葬を拒否された」
という事例がありました。

体長や体重を伝えて、本当に問題なく対応してくれる業者さんなのか?
をしっかり確認しましょう。


供養方法を決める

埋葬方法

※ 「埋葬」「弔い」「供養」などの言葉には、
重複している部分があります。

また、本来埋葬とは土葬を指す言葉でしたが、
火葬が一般的になった現在では、納骨全般を含めます。

弔い方は様々です。
土葬か?火葬か?
火葬にも合同火葬、個別火葬があり、
それを執り行う場所も、寺、民間業者、霊園などがあります。

それぞれに特徴がありますが、
4割の方が民間の葬儀社を利用しているというデータもあり、
「遺骨を手元に置きたい」という場合には良い選択肢です。

「合同火葬すると、遺骨が合同埋葬されてしまい、
個別にできないことを知らずにお願いしてしまった・・・」
「遺骨を手元に置きたかった・・・」
というのは避けたいところです。
やはり、事前の確認が必要でしょう。

料金はそれぞれ異なっており、数千円から数十万円と幅があります。
それぞれ場所やプランなどで違います。

ちなみに、8割の方が遺骨を自宅に持ち帰るそうです。




火葬方法と特徴

  • 合同火葬  役所やお寺、民間による合同の火葬。基本的に遺骨は帰ってこない。
          料金は2000円〜20000円。
          役所などの自治体はかなり安いが、専用の炉がない場合、
          通常の焼却炉を使用するらしい。
  • 個別火葬  お寺や民間業者、民間業者による移動火葬車、霊園などで執り行う。
          料金は15000円〜100000円以上と幅広く、人間と同じように弔うプランもある。
          ただ、火葬の立ち合いがないプランで、遺骨が帰らない場合があるようなので、
          やはり注意が必要。




供養方法を決める

供養方法の多様化とその理由

現在ペットちゃんの供養方法は下記のような理由で多様化し、
さらに変化し続けています。

  • 生活様式の多様化
    (少子高齢化や核家族化など)
  • 社会の中でのペットちゃんの位置付けの変化
    (社会的にも家族の一員と認知されている、介護現場での活躍など)
  • 私たちとペットちゃんとの結びつきの変化
    (我が子同然という親密な関係、それに伴うペットロスの深刻化など)

私も、何度かペットちゃん供養の経験があります。

最後は12年ほど前でしたが、当時は移動火葬車というものの
存在を知りませんでしたし、そもそも私の住む田舎では
ペットちゃんの火葬が一般的ではありませんでした。

今では私の住む田舎においても、ペットちゃんの火葬は一般的になり、
霊園も多数存在し、ネット検索すれば近所にも沢山の
ペットちゃん専門の葬儀業者さんが名を連ねます。

このように、短い間にペットちゃん供養という概念そのものが変化したため、
当時の知識や供養方法では現在にマッチしません。

ですから、今現在の供養方法を知り、
違いを考慮した上で、決定をする必要があるでしょう。


様々な供養方法

場所と方法

  • お寺に合同供養
  • お寺に個別供養
  • 民間の霊園に合同供養
  • 民間の霊園に個別供養
  • 自宅に土葬
  • 遺骨を自宅敷地内に埋葬
  • 遺骨を自宅内で手元供養
  • ペンダントやロケットで身につける
  • 粉骨して海や山に散骨
  • 樹木葬

さらに選択肢がありそうですが、
ほどんどの方がこの中から決めると思います。

お寺に合同供養・個別供養

まず前提として、宗派や教義の解釈などの理由から、
ペットちゃんの葬儀も埋葬も執り行わないお寺があります。

ですので、「ペットちゃんも自分のお寺で供養したい」といった
飼い主さんの希望がある場合には確認が必要です。

それとは対照的に、
ペットちゃんを積極的に供養してくれるお寺があります。
現在では、葬儀、火葬、法要、納骨など、ほとんど全てを
お願いできるお寺もあり、
安心感という意味では、かなり良い選択肢です。

  • 同じ場所で火葬から法要まで一貫した供養をしてもらえる安心感
  • 本物のお坊さんに供養してもらえる安心感
  • 法要などの時に説法が聞ける(無常を解いてもらえる。ペットロスの軽減)
  • 飼い主さんがお参りに行けない時でも、お経を上げてもらえる安心感

などのメリットがあります。
ただし、

  • まだまだ火葬まで執り行うお寺は少数。よって近くにない場合が多い
  • そもそも、ペットちゃんが元気な時に供養方法についての調査はしない
    よって、ペットちゃんに手厚いお寺の存在を知らない
  • せっかく良いお寺を見つけても遠いかもしれない
  • 費用がかかる(お寺によって、プランによって異なる)

などのデメリットも考えられます。

ですが、火葬から法要までの全てを取り行ってもらう間には、
お坊さんとの間に信頼関係が生まれます。

信頼するお坊さんの説法は、
ペットロスの軽減にも効果があるでしょう。

個人的には、
お坊さんの話を聞いていると楽になる感じがします。
ペットロスの軽減にはオススメです。

本格的な供養をしたい方、
あるいは費用がかかっても「手厚く弔いたい」
という方にはオススメです。




お寺で合同供養

基本的に、合同火葬した場合は遺骨は飼い主さんのところに戻って来ません
その後の供養方法も合同のものになります。
ですから、『お寺で合同火葬』した場合は『お寺で合同供養』になります。

また、個別に火葬した場合でも合同供養することはできます。

『お寺で合同供養』するメリットは、

  • 個別供養に比べ費用がかからない
  • 他のペットちゃんと一緒なので、寂しくなさそう
  • 飼い主さんがお参りに行けない時でもお経を上げてもらえる

などが挙げられます。
逆に、

  • 他のペットちゃんの遺骨と混ざってしまうので、
    個別に遺骨を引き取ることができない
  • 引っ越しなどの都合で移動することが困難
  • 管理費などの名目で、定期的に費用がかかる場合がある
    (お寺やプランによっては無料のところもある)

といったデメリットもあります。
やはり合同火葬した場合、「遺骨が戻らない」というのが
最大のデメリットでしょう。

他に、個別の遺骨をお持ちで合同供養を希望される場合、
数千円で、納骨〜法要、永代供養までしてくれるところもあるようですので、
手元供養が難しい場合などには、とても良い選択肢になってくると思います。


お寺で個別供養

お寺で個別供養となると、
人間のお墓と変わらないくらいの
高価なお墓を建てる場合もありますが、
専用の小さな墓石を用意してくれるお寺もありました。

個人的には「高価なものが多いのだろう」と思いながら
調査したのですが、良心的な価格設定のところもあり、驚きました。

ただ、合同供養に比べると『お寺の個別供養』は
まだ一般的ではないのが現状のようです。

ですので、供養方法として確立している他の方法と比較すると、
お寺の設定する利用条件も様々で、
「管理費用更新が滞ると合同供養に変更する」といったケースもあり、
やはり確認が必要なようです。

基本的なメリット・デメリットについては
『お寺で合同供養』と共通する部分が多いのですが、
やはり価格設定は高い傾向にあります。

そして、利用条件にバラつきが見られますので、
メリット・デメリットについては個別に判断する必要があります。

ただし、やはり最も手厚い供養をお望みの方には
良い選択肢になってくると思います。



人とペットちゃんが一緒に入れるお墓

墓地別の諸事情

また、「ペットちゃんと同じお墓に入りたい」という
希望をお持ちの飼い主さんもいるでしょう。

ですが、古いお寺や古い共同墓地の場合、
「ペットちゃんと一緒のお墓に入るのはNG 」の可能性があります。

法的には問題ないのですが、
管理組合や檀家さんなどの了解を得られない可能性があります。
墓地事情に精通した方の中には、
「ペットちゃんを人間と一緒の墓地に埋葬」することに
抵抗のある人がいるためです。

ですが、比較的新しいお寺や霊園であれば、
「ペットちゃんと一緒OK」のところも増えてきたようです。
ペットちゃんも家族ですから、「家族みんな一緒に」
とお考えの方には朗報ですね。

ペットちゃんと一緒のお墓に入るメリット・デメリット

メリットは

  • 「家族みんな一緒」という安心感
  • ペットちゃんを家族として供養できる満足感

というところでしょうか?
個人的には取り立ててデメリットは思い浮かびませんが、
強いて問題を挙げれば、

  • 将来墓守をしてくれる人が、違う価値観を持っていた場合

などでしょうか?
大抵の場合、墓守は自分の子供ですので
了解を得られると思うのですが、
子供が結婚をしている場合は、
子の配偶者の意見もしっかりと確認したいところです。


お坊さんの見解確認

また、霊園に墓石を建てる場合であっても、
法要をお願いするお寺やお坊さんが決まっている場合は、
墓石を建てる前に見解確認をしておくべきでしょう。


霊園に合同供養・個別供養

現在ではたくさんのペットちゃん専門の霊園があります。
合同供養と個別供養それぞれが可能な霊園が多いようです。

霊園における供養方法

  • 個別の墓地(独立分譲型)に墓石を建てて納骨、個別供養
  • 合同の納骨堂に個別の遺骨を納骨、合同供養
  • 合祀専用の永代供養塔に合祀納骨、合同供養

などがあります。

『独立分譲型』個別供養のメリット・デメリット

  • 個別に供養できる
  • 好きなデザインのお墓を建てることができる
  • 以前のペットちゃんの遺骨も納骨できる
  • 次世代の利用が可能(人的にもペットちゃん的にも)
  • 落ち着いてお墓参りができる

などが挙げられます。
デメリットは、

  • 墓地購入、墓石購入、工事費用、魂入れの費用など、
    かなりの費用がかかる
  • 年間の管理費など、維持費がかかる
  • 永続的な墓守の心配がある
  • お墓参りの距離

などが挙げられます。
ですが、手厚い供養をお考えの方には、
『お寺に個別供養』と並んで、とても良い選択肢だと思います。

『合同の納骨堂』合同供養のメリット・デメリット

  • 費用が比較的安い
  • 永代供養料が含まれている場合は、料金的にも供養的も
    将来にわたる心配が少ない(一定期間をおいて合祀される場合あり)
  • ペットちゃんが寂しくない感じがする

などが挙げられます。
また、デメリットとしては

  • 一定期間ののちに合祀される場合がある
  • 管理費がある場合がある

などが挙げられますが、
各霊園によって設定に差がありますので、
注意と確認が必要です。

ですが、現在の住宅事情などの生活環境を考慮すると、
合祀と並んで、選びやすい選択肢だと思います。

『合祀』合同供養のメリット・デメリット

  • 費用が比較的安い
  • 永代供養となるため、追加の費用がない場合がほとんど
  • ペットちゃんが寂しくない感じがする

などのメリットがあり、デメリットとしては

  • 遺骨を別々にすることができない
  • 引っ越しなどの都合で遺骨を移動することが困難

などが挙げられますが、
やはり合祀の場合は、遺骨が手元に残らないことが
デメリットといえるでしょう。

ですが、飼い主さんが納得できている場合には
とても良い選択肢になると思います。



霊園が通達なしに閉鎖した例

ご存知の方も多いと思いますが、
突然ペットちゃん霊園が閉鎖した事例がありました。

閉鎖した状況が酷かったようで、
悲しい思いをされた利用者の方々がいたそうです。

ペットちゃん霊園の場合、園の開設に当たって届出が不要なんだそうで、
行政の管理が行き届かない場合があるとのことでした。

こう言った例は極端な例で、
それほど気にする必要はないと思うのですが、
さすがに、少しは気になってしまうところです。


大多数の方が自宅で手元供養

葬儀業者さんのオススメや、一括してお寺にお願いする場合もありますが、
現代社会の住宅事情、家庭環境などを考慮しますと、
8割の方が自宅に遺骨を持ち帰り、
自宅内で手元供養するというのも納得できます。



まとめた感想

確認の重要性

こうしていろいろと調査してみると、
やはり下調べは大切だと感じました。

「ああ、これはトラブって当然だな・・・」ということから、
「これは知らなかった」ということも沢山ありました。
中には「こんなことがあるのか?信じられない・・・」
という事例も少数ありました。


私も、何度かペットちゃん供養をしていますが、
今時の供養事情については、知らないことだらけです。

ですから、気乗りはしなかったものの、記事にして良かったです。

調査した中には、とても書けないような酷い事例もありました。

ですが、知っていれば回避できたかもしれないトラブルが
大半でしたので、
これからもできるだけ記事を更新して、

私自身も知識を身につけたいと思います。

ただし、ペットちゃん供養については、
業者間の差や地域色がありますので、
必ず個別に確認の必要があります。

特に、遺骨を返してもらえるのか?
大型のワンちゃんの火葬をしてもらえるのか?

上記2点については、是非とも確認してほしいと思いました。







調査を終えて

ペットちゃん供養の経験は、多くの方がお持ちのことと思います。
私もその一人で、何度も経験しています。

それに加え、私は石工という職業柄、
墓地工事に携わることが多く、
故人を弔う方を大勢見てきました。
また、葬儀社で勤務していた家族がおり、
そこで生じる様々なトラブルを聞いたり、目撃したりしてきました。

ですので、一般の方と比較すると、
供養の知識と経験は多い方だと思ってます。

その経験を元に言えることは、
弔いごとは時代で変化しますし、
地域差も非常に激しいということです。

自分では常識だと思っていることも、隣町では非常識・・・
そんなこともよくあることです。

ですので、当たり前だと思っていても、確認が必要です。

ペットちゃんの大きさについての定義も
業者間で差があるくらいですから、

やはり、混乱した中であっても、気になったことは確認しましょう。




また気がついたことがあったら、
随時更新していきたいと思います。





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