こんにちは
ラブわん制作担当のメイソンです。
画像はイメージです。
今から30年ほど前までは国内での石材加工が盛んだったので、
手作業で石の研磨(石の表面を艶々に磨き上げる作業)をしていたのですが、
当時、写真をとってSNSにUPするなんてことがなかったものですから、
画像がありません。
ですので、上画像はイメージになります。
この画像は車を磨いているところですが、
石を磨くのも大体こんな感じです。
切り立ての石の表面はザラザラなんですが、
それを番手の粗い砥石から徐々に細かい番手に変えていくと
徐々に表面はツルツルになり、表面の光の反射が均一になり輝いて見える、
そんな作業です。
車磨きも研磨剤の番手を変えていくと輝きが違いますよね。
石の研磨は、平で広い部分は自動研磨機で機械にお任せなんですが、
狭い部分やRのついた部分はハンドポリッシャーで手作業で行うことになります。
この作業も【石を切る】作業と同じく、
焼きつき防止と潤滑のために水をかけながらの作業になります。
夏は平気なんですが冬は辛い・・・
ポリッシャーは回転しているんで、
Rのついた部分を研磨していると、角度によっては顔に水がかかるんです。
冬の朝は水が凍っていて作業にならず、温めて作業可能になっても
鼻毛も凍る(笑
そんな作業なんですが、
石加工を地場産業にしている町では、
男性は力仕事である切削を行い、女性が手動研磨を担うことが多く、
亡き母もハンドポリッシャーで石磨きをしていました。
繁忙期には私もハンドポリッシャー作業を手伝っていたので、
少しはその大変さを知っています。
それも、今となっては懐かしい風景です。。
メイソン
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